受講者は、あらかじめこのページに掲載されている内容を確認しておくこと。
今年度は、オンデマンド形式で行う。授業資料の提示やレポート課題の提出は、ITC-LMSを介して当日の13:15から1週間後の13:15までの間に行われる。課題の提出に関しては、下記「5. レポートについて」に従って行う。課題に関する質問等は、ITC-LMS上の掲示板において、提出締切日の前日(土曜・日曜・祝日は除く)の午前10:00まで受け付ける。担当教員が1日1回(土曜・日曜・祝日は除く)は確認して回答するので、適宜確認すること。 実験17は、レポートの提出締切日等が他の種目と異なるので、十分に注意すること。
長期の入院などの理由で指定された期間に受講できない場合、遅くとも授業実施日の午前11時までに、以下のアドレスまで欠席の申請をおこなうこと
bioexp17@idaten.c.u-tokyo.ac.jp
本来、以下に示す内容を実験室で行うが、今年度は、実験を解説した動画を視聴することによって代える。
動画内に提示するデータを用いて、レポートの作成を行うこと。
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以下の項目について、データの取得・解析、考察を必須とする:
1)肘関節角度を 50 度から 150
度までの範囲で変え、それぞれの関節角度における等尺性収縮張力(肘関節回転力)を測定する。測定結果から、肘関節角度-張力関係および肘屈筋の長さ-張力関係を導く。
2)等尺性最大張力以下のさまざまな大きさの負荷をかけて等張性収縮をおこなった時の、それぞれの負荷での肘関節屈曲角速度を測定する。測定結果から肘屈筋の力-速度関係を求め、最大短縮速度を導く。
3)1および2の結果をカエル骨格筋単一筋線維の結果と比較検討する。
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レポートには A4
(縦)サイズのPDFファイルにして提出すること。可読性の観点からワープロソフトを用いて作成することを推奨する。
ただし、手書きで作成したものをPDFファイルに変換して提出することも可とする。最終的に1つのPDFファイルとして提出すれば、図表など一部が手書きでも問題ない。
構成は以下の通りとする。
A)目的、方法、結果、考察の順に書くこと。各項には必ず本文を記載すること。
B)「目的」目的のない実験はあり得ない。本実験によって何をどこまで明らかにしようとするのかを自分の言葉で書くこと。また、目的を明確にするために理論的背景を自分の言葉で書くこと。
C)「方法」教科書をよく読んで、自分が実際におこなうはずであった実験方法の要点を簡潔にまとめて書くこと。テキストの丸写しは減点対象とする。なおこの項は、本来自分がおこなったことを記述するためすべて過去形で記述すること。
D)「結果」生データのみでなく、取得したデータ(今年度においては提示するデータ)を解析および整理した図表をこの項で示すこと。図表が何を示すものであるか、図表から何がわかるかについて記すこと(下記の“図表”を参照)。
E)「考察」実験レポートには実験結果に関する考察が必要である。この実験においては、教科書に記載した予習課題および
6 つの課題を考察に代えることとする。
F)「図表」図と表にはそれぞれ通し番号をつけること(図は下に、表は上に)。図の縦軸と横軸には目盛りと単位を必ずつけること。表の場合も必ず単位をつけること。
G)実験2のデータを非線形回帰して、Hill定数を求めるためのエクセルファイルがここからまたはITC-LMSからダウンロードできる。このファイルを利用して作成した図をレポートに使用してよい。積極的な利用を推奨するが、レポート作成する際に必ず利用しなければならないということではない。
H)「その他」文献値や先行研究の結果を引用した場合は必ず出典を明記すること。意見・感想がある場合はレポートの最後に簡潔に記載すること。
レポートの提出〆切は授業実施日の一週間後の13:15とする。ただし、4/28(水)実施授業に限り、質問に対する回答の時間を考慮して、5/7(金)の13:15とする。提出は、ITC-LMSを介して行うこと。
教科書に案内されている映像資料には実験17の内容は掲載されていないので、予習としては教科書 p171~185 の内容をよく読んでおくこと。なお、第3版では第2版から内容が大幅に更新されたため、第3版の教科書を参照すること。